★ 変人の独り言 ★

人間界に違和感を感じている、変わり者の日記

景気・五蘊

世間の景気の話と、後半はお釈迦様の教えを!

 

景気が良いハズなのに、不思議な国だよね~

相変わらず各業種で「過去最高益」が続いてて、

百貨店・スーパーも、バブル期より売上げが良いらしい。

 

「販売数」は着実に 減少してるのに、利益は過去最高。

これは完全に「便乗値上げ」だと証明したことになるね!

1つの商品に、今までの3倍以上の利益を載せてる感じかな?

販売数が3分の1に減っても、利益は減らない。

 

去年末から、突然値下げした商品も出てきたね!

売れなさ過ぎて、焦ってきたのか?

ネットで「半額弁当すら 売れ残ってる」という投稿が増えた。

去年末から、私もそう感じていた。

うちの地域で一番繁盛してる大手スーパーでも、

閉店間際に「半額の弁当・お惣菜」が 大量に残ってる!

 

私は昔から、油だけは良いものを購入している。

サラダ油やトランス脂肪酸の商品、マーガリン等 20年以上買ってない。

それで  いつも買う"高めのオリーブオイル"が、

去年の夏に「一気に 500円 値上げ」 怒り心頭だったが、

買い置きが3本あったので、買わずに様子を見ていた。

そしたら~ 12月に 300円も値下げしてた!

バカやろ~! 300円も値下げできるなら、便乗値上げ 確定だよね~

去年買わなくて良かった!

 

いい気になりすぎて、客から総スカンされ、見直し時期に入ったか?

卵も「売れなさ過ぎて、価格が暴落」したそうで、

外食店などで「卵メニューを廃止」したのが痛手のようです。

先週スーパーで、消費税込で「158円」で売ってた!

昨年は 250円以上は当たり前だったのに 

 

だから 皆で「ボイコット・不買」してやればいいんだよ!

誰も買わなければ、メーカーも販売店も倒産する。

消費者側が 追い込んでやればいいのさ!

 

バブル期の"異常に高額な"服屋とか飲食店とか、

すべて潰れたよね! これでいいんだよ!

35年位前、カフェオレ1杯で 5000円以上 取られた店もあったよ!

年末チャージだの、クリスマスチャージだの、

意味不明の料金が 加算されていた[なつかしい思い出]

 

個人所得も企業利益も、バブル期より景気が良いのに、

世間の空気は 貧乏臭い 活気がない

なぜですか?

地味に静かに暮らす私は、特に変化はない!平和です!

 

=== 本日の お釈迦様の教え ===

 

今日は、どのような"ブッダの教え"を書こうか?迷った。

日本は「傲慢で貪欲 強欲の方が尊敬される」下劣な国だから、

今世も 来世も同じ一切皆苦思い通りにならない という話

五蘊(ごうん)をメインに書きます。

 

【無常】諸々の事象は過ぎ去るもの。永遠に不変なものはない。

無常なるもの・なるもの・無我なるものに執著するのを、

「無知 無明」と言います。『一切皆苦』の輪廻が永遠に続く 

そこから出離するために

ひたすら瞑想して 自分の内を観想する

感官を制し 心を統一する

 

その観察対象や 無知 無明を克服する方法として

五蘊  四念処  四正勤  五根

五力  七覚支  八正道 十二縁起 

など有名な専門用語が ありますが、

悟りをひらいたブッダの実体験&発見"の教示です。

呪術ではない!

 

日本仏教では、

「呪文を唱えて、楽して、ご利益が」だもん! 日本人にウケる訳だ!

金出せば 簡単に"ご利益"があると思っている バ~カ!

 

五蘊:ごうん】生を構成する5つの要素(五取蘊とも言う)

(しき )  身体・物質的要素

(じゅ)   感覚・精神的・生理的な感受作用

(そう)   表層・対象のあり方を感じる心

(ぎょう)意志・意思・対象に対する動き

(しき)   意識・対象の判断で得られる心

 

五蘊について、経典に数多くの章があるので、まとめると

あらゆる五蘊

「無常であり  苦であり  変易するもので  禍である」

当たり前ですね! 永遠に存在する感覚など 有り得ない。

 

あらゆる五蘊を追いかけるな、執著するな 

いちいち歓喜・反応するな 

五蘊(移ろい変わる感情)が、愁・悲・憂・悩の原因

智慧をもって瞑想せよ

五蘊を知らず、理解せず、離れず、捨て去らないなら、

 を滅尽することはできない

 

阿含経 蘊相応  9. 無常なるもの】(一部抜粋)

比丘たちよ、色(肉体)は無常である。

無常なるるものは 苦である。苦なるものは 無我である。

無我なるものは、わが所有にあらず、わが我にあらず、

また わが本体にあらず。

かくのごとく、正しき智慧をもって観ずるがよい。

(受・想・行・識についても 同じ繰り返し)

 

阿含経 蘊相応  13. 滅】(一部抜粋)

アーナンダよ、色(肉体)は無常である。

因(原因)ありて生じたものであり、

縁(条件)ありて生じたものであり、

貪りを離れるべきものであり、滅するものなのである。

(受・想・行・識についても 同じ繰り返し)

 

阿含経 蘊相応  16. 重担】(一部抜粋)

色・受・想・行・識 これらを名づけて 五つの重き荷物というのである。

 

比丘たちよ、では 重き荷物を担うとは、どういうことであろうか。

心に喜び、身を燃やして、あれやこれやに、

わっとばかりに殺到する渇愛が それであって、

それがさらに迷いの生(後有)を もたらすのである。

すなわち、性欲のかたまり(欲愛)、生存欲のかたまり(有愛)、

自己優越の欲望のかたまり(無有愛)である。

有愛=生存欲の激情 無有愛=人間の名誉欲などの高ぶり)

 

では 重き荷物をおろすとは、どのようなことであろうか。

それは、その渇愛を、まったく余すところなく 離れ滅することであり、

放棄することであり、断念することであり、永断することであり、

解脱して、執著なきにいたるのである。

五蘊は重き荷物にして これを担うものは人である

 重きを担うは苦しくて これを捨つれば安楽なり

 すでに重荷を捨てたらば さらに重荷を取るなかれ

 かの渇愛を滅すれば 欲なく自由となりぬべし」

 

↑  ↑  この偈は、まさに私のことだ~

人間が欲しがるもの 一切を放棄してるから、安楽で自由で平和です!

 

では最後に・・・世界一「物欲の強い」日本人へ

 

阿含経 因縁相応  23. 汝のものにあらず】(一部抜粋)

比丘たちよ、この身は汝たちのものではない。

また、他の者のものでもない。

これは過去世の業によって造られたものであり、

過去世の業によって考えられたものであり、

また過去世の業によって、感受させられたものであると知るがよい。

だから 私の教えを聞いた聖なる弟子たるものは、

縁起の理法を よくよく思念するがよいのである。

 

よく 誤解 してる 無能 が多いが、

「来世も人間に転生」とは 限らないからね!

貪 瞋 痴 の 強欲日本人 なんて、

石ころや微生物から やり直し かも知れないよ!

(石や微生物に 失礼な言い方ですが)

すべて自身のカルマです・・・